zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「生物と無生物のあいだ」福岡伸一

生物と無生物の間ってなんだろう⁇出てくるまで疑問にも思わなかった。ウイルスのお話し。細菌との違いがわからなかったけど、まず大きさが違うらしい。野口英世の時代には細菌は見えたけど、ウイルスは見えなかった。あとは形。細菌は細長いけど、ウイルスは…

「派遣社員あすみの家計簿2」青木祐子

まったく興味の待てなさそうな本読んでるね。 そう言われて、そうかなーって自分なりに頑張って働く女性の話なんだけどなって思った。 自分で物事をあまり決めたことがないって私も一緒だなと思った。自分で考えて決めるってすごく大変。 自分で決めるという…

「誕生日を知らない女の子」黒川祥子

プロローグから重い。ゆっくりとしか読めなかった。 虐待の後遺症って考えたことがなかった。性的虐待を受けた子が施設で他の子に同じ行為をする。やるかやられるかな関係で育ってきた子供は舐められないために暴力をふるう。 お風呂での体の洗い方がわから…

「男尊女子」酒井順子

最初タイトルの意味がわからなかった。知らない間に男をあげてしまう女子のこと。私もそうだよなー。リーダーとか任せた方が楽だしとついついそうしてしまう。でも呼び方にこだわってしまっている自分もいる嫁、奥さんとかまぁなんて呼ばれるかはまぁいいけ…

「余命10年」小坂流加

Amazonのプライムリーディングに入ってるは知ってたけど、映画をやると聞いて読む気になった。ちょっと病とか余命何年とか避けてしまってるんだよね。案の定泣いたし。 あと余命10年となったらどうするだろう?短いとあがく?長いと悠然と構える? 言われた…

「ネットフリックスvs.ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図」大原通郎

ネットフリックスは地域に根ざしていて、独自のドラマとかを作成している。作成費用をたくさんかけられるのが魅力。 ディズニーはピクサーとかジュラシックパークとか大物をどんどん吸収して大きくなっていった感じ。子供向けもあるし、それも強そう。Huluが…

「派遣社員あすみの家計簿」青木祐子

携帯にこの話しの漫画が出てきて気になったので小説を読んでみた。一気読みしちゃった。 考える事を苦手にしている人って多いだろうな。労力使うし、大変だ。こうなったらいいなーみたいなのをなんとなく描いて、流されていく方が楽。 そんなふうに流されて…

『安いニッポン「価格」が示す停滞』中藤玲

この内容は衝撃的。年収1,200万円が低収入とか。ネットって3,4ページ位で読むにはちょうどいいけど、本一冊にするとちょっと中だるみ。 長いデフレで物価が低い日本。昔は日本は物価 が高くて、海外旅行でバンバンものを買っていたのに、今じゃ買えない。む…

「身もこがれつつ 小倉山の百人一首」周防 柳

嵯峨の百人一首がいつできたか。藤原定家が作ったということは知っている。藤原だし、平安時代かなと思っていたけど、鎌倉時代らしい。3代将軍実朝が、亡くなった後。 後鳥羽上皇も主人公の一人。後白河の孫。安徳天皇が3種の神器とともに今日から逃げて、4…

「2億円と専業主婦」橘玲

働いて、収入がないと生きていくの大変だよってことが書いてある。 おひとりさまで800万円、家族で1,500万円あれば、幸福度マックスな生活が送れる。 一人で稼ぐより二人で稼いだ方が楽だし、リスクも分散できる。 せっかく自分に稼ぐ力があるのに、働かない…

「燃えよ剣」司馬遼太郎

かっこいい。土方歳三は生き方を貫いた人なんだと感じるわ。ブレてない。なによりイケメンだしね。 榎本武揚も好きになった。 数年前に函館に行ってここが五稜郭かーと思ったけど、ここで選挙でトップが決められてとかやっていたなんて革新的だ。 男は美しい…

「いのちの停車場」南杏子

同じ仕事でも見る立場求めるものが違えば状況は全く変わる。救命救急で働いていた主人公が終末医療の世界に入ったら、目的が変わるのかな。 前は生き延びさせるためにあらゆる手段を使ったけど、終末医療は何をするかしないかを決めて、死を迎える。 自分の…

「ルポ川崎」磯部涼

荒廃している川崎の話し。川で中学生を泳がせて殺しちゃった中1殺人事件が起きて、それがタワマンのすぐ下でおきたという、アンバランスさ。その後ドヤ街である日進町の放火事件。介護施設で職員が入居者殺しちゃったと立て続けに2015年ごろ時間が起きたから…

「必ず「望む結果」を引き出せる!ハーバード流交渉術」ロジャー・フィッシャー

譲歩するソフト型でも無く、絶対に引かないハード型でも無い、お互いの利益を追求するネゴシエーション的な交渉術の話し。 お互いの利益に焦点を当てて相手の立場に立って考えて交渉しましょうという話し。 こんな利益やあんな利益を選択できると複数の候補…

「吃音のことがよくわかる本」菊池良和

きちんと本人の話しを聞くことが大切。ゆっくり話そうねってアドバイスしたりするのは逆効果。言いたそうなことを私が言っちゃったり、周りに隠したりしない。説明しよう。 話すことが嫌いにならないように子供の疑問や悩みをはぐらかさないで、きちんと話す…

「猫狩り族の長」麻枝純

想定してた内容と違った。どう想定してたのかはわかんないけど、自殺の名所で自殺を止めるボランティアをしている主人公が自殺を止めるところから始まって、しばらくはテンポ良く進んでて面白いけど、だんだん飽きてきた。 自殺するって親に迷惑かけちゃいけ…

「スタンフォード式人生を変える運動の化学」ケリー・マクゴニガル

運動をすると幸せになれる神経物質がいっぱい出る。明るくなれる。人生の満足度高いよ。習慣化すれば人との一体感を感じやすくなるし、うつとかにもなりにくい。 グリーンフイッテネスと行って、外で運動すればマインドフルネスの状態を5分で作れる。何もし…

「子供がどもっていると感じたら」廣嶌忍 堀彰人

どんな子に育って欲しいか。 どもりを治したいと言うのはあるけれど、吃っているから、喋りたくないとか考えないように、自分のやりたいことを自由にやれる子に育って欲しい。 吃って笑われた事があると言っていた、嫌なことは嫌と言えるように、そして他の…

「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」藤井保文 尾原和啓

UX:顧客体験、ユーザーエクスペリエンス アフターデジタル:オンラインが主で、オフラインが従 OMO:オンラインとオフラインの融合 知らない単語がいっぱい出てきた。体にマイクロチップを入れて、全てがその情報で決済できるスウェーデン。知らなかった。 オ…

「境界線」中山駅七里

すらすら読めた。そして、この作者らしからな共感めいたものが少なかった気がする。慣れてきただけなのかな。 境界線いいタイトルだ。生者と死者。残された者と消えた者。追われる者と追われない者。売る者と買う者。孤高と群棲。 こういうのは対比関係を作…

「とてつもない特権 君臨する基軸通貨ドルの不安」バリー・アイケングリーン

ドルが国際通貨であることでとてつもない特権を得ている。 アメリカが輸出超を好意的に見ていて、輸出する製品を作ることなく、お金をただ造幣局で刷ればお金ができる。信用創造か。それに他国の通貨に振り回されることがない。貿易で自国通貨をドルに替える…

「科学の最前線を切りひらく!」川端裕人

面白い。サイエンス系ってあまり興味が無いから、意識して定期的に読むようにしている。バランスよくって考えると今度美術や音楽も読んでみようかな。 美ら海水族館でサメの研究しているとか知らなかった。大きくなるまで何十年もかかるサメがいたり、卵で子…

「路」吉田修一

冒頭20ページで感極まって涙。はやって自分にツッコミを入れちゃった。 台湾に日本の新幹線を走らせる話し。昔台湾に行った時にのってみたくて、台北から高雄までいった時のこと思い出した。 台湾ってほぼ、沖縄くらいですごく近い。実際に、太平洋戦争前な…

「老人と海」ヘミングウェイ

老人が海辺に座ってパイプをふかしたり、本を読んだりしている話だと思って読んだら、全く違った。貧困な漁師の老人が魚を釣る話だった。 ヘミングウェイに学ぶ英文法みたいな本が売れてるし、面白いのかと思って読んでみたけど、何がそんなに評価されている…

「きょう出会う空」眞家 泉

空を眺めるのは好き。東雲も、何もない青空も、雲も、月も、星も夕焼けも。ピンク色に染まった空が好き。広い空が見えるところに住みたいな。 雨も好きだったけど、ゲリラ豪雨は怖い。 雲は水の塊だって知らなかった。空には上昇気流があるから細かい水の塊…

○「群集心理」ギュスターヴ・ル・ポン

1921年とかに書かれてるいい。原敬が殺された年らしい。物騒な時代だ。今なら当たり前なのかもしれないけど、そんな時代にこの本が書かれていることにびっくりした。 群衆心理を引っ張れるのは理論ではなく感情だ。どんなに理論がすごくても納得いくものだっ…

「しんがり 山一證券最後の12人」清武英利

江口洋介のドラマを見出して、興味を持って読んでみた。 山一證券と言えば、社長の「社員は悪くありません」という泣きながらの会見のイメージ。 正直あの社長も何も知らない段階で社長に祭り上げられたなんて知らなかった。 山一證券のコンプラ感覚がひどい…

『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』荒井詩万

3がポイント。 クッションも3つ、配置も三角形。色も3色が良い。 お金をかけるならカーテン、照明、雑貨だって。家にいるのLEDのただ、明るいタイプだから、床置きのやつなんか買おうかな。 影ができると広く見えるらしい。 あと、目のやり場というか注目ポ…

「オペラ座の怪人」ガストン・ルルー

なんとなくオペラである事は知っていた。雑誌かなにかで目にして小説を読んでみた。読むとオペラも見たくなるね。いこー。 スケールが大きい。オペラ座に誰か住んでいると言われても納得しそう。醜くて顔を仮面で隠した怪人と歌姫。そして、幼なじみの貴族。…

「母さんごめん、もう無理だ 今日も傍聴席にいます」朝日新聞社会部

ネットで朝日新聞読むと気になってたから読んでみた。ネットとか新聞だといいけど、本として読むと短い。もっと色々掘り下げて欲しいーと思ってしまう。 2013-2015何の内容。2022年の今読むと、介護疲れとか減ってきてるのかなということ。デイサービスとか…