zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「大友落月記」赤神諒

泣いてしまった。主人公である18歳の良弘賀兵衛の成長ぷりがいい。戦略を巡らせたり、挫折したり、恋をしたり。周りの登場人物も特徴があり魅力的に描かれている。 そんな中で、大友宗麟がひどい。女好きで、美しいものが好き。醜いものが嫌い。 こんな君主…

「かしこい人は算数で考える」芳沢光雄

日常生活で算数をこんな感じで活かせますよって話だと思っていたらちょっと違った。今の教育が嘆かわしいみたいな内容が主だった。 でも面白いのもたくさんあった。 AKBが2ヶ月で7人卒業するのが多いから少ないか妥当か。 2ヶ月で7人ということは1年で42人…

「村上海賊の娘」和田竜

面白い本だった。1巻はちょっとずつしか進まなかったけど、途中から一気に読んだ。 説明が所々に出てくるんだけど、それも面白い。 村上海賊を掘り下げている着眼点もいい、来島に行ってみたくなった。 破天荒な主人公が現実を目の当たりにして、挫折して大…