zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『大君の通貨 幕末「円ドル」戦争』佐藤雅美

1984年に書かれた本というのが驚き。 幕末に金が流出したのは知識として知っていたけど、それが何故かって考えなかった。 名目貨幣。 日本があの時代に考えて実行したすごいこと。今だと当たり前だ。1万円札には1万円の価値はないけど、1万円だ。法定通貨と…

『絵本 星の王子様』サンテグジュペリ

わかんなかった。え??って感じ。 美術館もあるし、みんな好きなのかなって思ってて、でも読んだことなかったから手を出してみたけど、伝えたいこともわからなかった。 大人じゃなくて、いつまでも子供の心でいてってことかな。 概念的に考えるんじゃなくて…

『ミヒャエル・ゾーヴァの世界』ミヒャエル・ゾーヴァ

名前は聞いたことある。最近の人で絵を描いてるってくらい。 画集を見たいなと思って手に取ってみた。 何気ない日常の世界に動物がいて、え!!なんでここみたいな感じで面白かった。 風刺画だからコミカルで。 スープの中で豚が遊んでる絵なんてこれからも…

『光陰の刃』西村 健

血盟団事件で殺された三井コンツェルンを作った団琢磨の話ということで、もっと経済的な話しかと思って読んでいたら、全然違った。 団琢磨の男っぷりが書かれた本だった。あと、その団琢磨を殺害した首謀者の井上日召の生涯。団琢磨が留学して三池炭坑を作っ…

「世界のビジネスエリートが身につける教養としてのワイン」渡辺順子

ワインはジュリアスシーザーが広めたんだね。ブドウって痩せた土地でもできるからいっぱいつくってワインにする。そのうちキリスト教的に重要な飲み物になってきた。 ブランドを確立したフランスのワイン。畑に水を巻いちゃいけないとか、厳格な管理をしてき…

「原田マハの印象派物語」浜田マハ

印象派の絵は好きだ。 モネ、ルノワール、ゴッホ。私は風景画のあの色合いが温かみを感じで好き。肖像画というのか人が書いてある絵はあんまり好きではないぽいと最近気がついた。 そして、今回本を読んで気になったのがカイユボット。色が暗めの絵を描くな…

「愉楽にて」林真理子

こんな世界もあるんだろうな。私には縁がなさそう。 大学のときあー、裕福な家で育ったんだろうなって人に会ったけど、そこまで仲良くなれなかった。 その時人に言われた、〇〇ちゃんはアイスを食べると言うと大きなお皿になったちょこんとしたアイスを指し…