zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

『ミヒャエル・ゾーヴァの世界』ミヒャエル・ゾーヴァ

名前は聞いたことある。最近の人で絵を描いてるってくらい。

画集を見たいなと思って手に取ってみた。

 

何気ない日常の世界に動物がいて、え!!なんでここみたいな感じで面白かった。

風刺画だからコミカルで。

 

スープの中で豚が遊んでる絵なんてこれからもっと暴れてやる!!みたいで好き。

 

あとバスを増便してほしくてバスを待って雪に埋れた人の絵も面白い。

 

作者の文章が入っているのも楽しい。ベルリンの壁ができて、なくなるのをみていたらしい。そこに住んでいたんだーと感慨深かった。

 

じゃがいもの行進も面白い。なんか整列しててこれから遊びに行くのかな?とかカレーになるのかなとか考えてたけど、列をなして会社に行くサラリーマンを模しているっていう見方をするという人もいるらしく、人によって感じ方はそれぞれ。

作者は絵と題名を、みてそれぞれで解釈してくださいってスタンスだ。

 

最初パラパラみてから進まなかったけど、夜中に起きちゃった時にすらすら読めた。

この人の絵すき。

 

2020/8/8-8/20