zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「暇と退屈の倫理学 人間らしい生活とは何か?」國分功一郎

ちょっと読んでる間が開いちゃった。一気に読んだ方が理解できただろうからちょっと残念。

 

パスカルの言う、人間は部屋にじっとしていられないから不幸が起こる。部屋でじっとしていればいいのにできない。自ら不幸を招いている。パンセに書いてあるらしいけど、それに集約されている。

退屈が耐えられないんだろうな。退屈の反対語はなんだと思う⁇忙しいだと思ってたけど、興奮だって。興奮したいワクワクしたい。だからリスクのある賭け事とかするんだって言うのは納得した。

私も時間を費やす趣味みたいなのはそんなかんじだな。学んで試してたらワクワクしてる。

 

考えるってある意味いいことなんだと思ってた。人間は考えると疲れてしまう。だから考えなくて済むように習慣化した。なるほどね。一概に良いとは言えないんだね。

あと決断するって言うことも。決めるって退屈から逃げることだ。決めたことに向かってひたすらがんばる。決断の奴隷になる。いろんなものの見方ができるんだね。

 

生活していると退屈しちゃう。それはしょうがない。退屈しないような余裕のない生活も嫌だ。どう退屈と付き合うか。それを勉強していきたい。一つの絵画を見るにしても、知識があって見るのとないで見るのは違う。そうやって納得できる生き方をしたい。

 

でもそれ自体が自分のしたいことじゃなくて、作られた需要に私が乗っているだけなのかな。需要を自分で作るなんて無理なのか。

でも、なにをやっても満足しないと言うような人生は嫌だ。満足できる生活を送る!!

 

これはもう一回読みたいな。

 

2020/10/2-10/27