zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「恐竜まみれ」小林快次

恐竜のことが知れるかなと思って読んでみたけど、恐竜発掘の話だった。

地味な作業なんだね。しかもクマとか命がけかーって。ゴビ砂漠なんて足を踏み入れることもないんだろうなと。

これは、ロマンとしか言い表せないんだろうな。

 

恐竜の知識としては鳥の祖先位の知識。

今回得た知識としては鳥やワニは石を飲み込んでいる。ワニは重石のため。鳥は歯がないから、胃の中で石で食べ物を砕く。だから、胃が筋肉質で砂肝とかこりこりしてる。一部の恐竜も歯がなくて胃石があるんだって。これが、著者が学生時代にサイエンスに載った論文らしい。

 

この人ポジティブシンキングだなと思ったのが二つ。

化石を探して砂漠を歩いていても見つからない。でも、意気消沈しない。なぜならある事を前提としているから、無かったら次の一歩で見つかるかもとワクワクする。

 

もう一つが、卵の巣を見つけ際の話し。孵化直前の卵を探してたけど、全部孵化してる。これで、悲しむのでは無くて、驚異の孵化率だから卵を守って孵化させているのではと発想を変える。

 

サイエンスって事実から仮説を立ててどんどん発表していく。それを他の人が検証してやっぱり違ったっていうのもあるけど、違うって事を恐れない事だ。これは、私たちの生活にも通じるものがある。

 

 

2020/9/18-9/27