zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「坂の途中の家」角田光代

読んでてイライラした。なんで母、妻はもっと自己主張しないんだろう。なんでもっと夫、父親の態度を改めさせないのか。

なんで、夫、父親はこんな態度を取るのかと。

 

でも、こんなことありえるよね。自分の過ごしている世界が全て。夫の振る舞いによって、自信をなくす妻もいる。追い詰められる妻もいる。どうなるかなんて紙一重だ。

劣等感って一度感じてしまうとなかなか払拭できない。私もあるし、劣等感を感じない生活をしようとしてる。それは、無意識に考えることを避けていると言われればそうなのかもしれない。

 

愛情の示し方は人それぞれだ。妻や子供が自分を追い越すのが嫌だ。自分の手の中で愛したい。だから傷つくようなセリフを言ってしまう。わかる。やはり優越感を感じたいのだろう。でも、自分の子供には旅立ってほしい。私は子供が自分を超えた時、素直に喜べるのかな。

人には得意分野と不得意分野がある。だからこそ、抜かれない何か、得意なものを持って自分の自信としないといけないな。

 

自分で自分の人生をコントロールし損ねた自分というのは恐ろしい。ノーと断れる。自由がある。自分の考えを述べる。

経済的に自立して、自信を持って生きていこう。

 

2019/4/15-2019/4/19