読み始めたら一気によんできまった。
少年犯罪を取り扱っている小説を立て続けに読んだ。兄弟目線、友達目線、父親目線。
なんで、母親目線がないんだろ。どの小説も、お母さんは感情的になりすぎているきらいがあると感じた。
穿った見方かもしれないけどね。
この小説でもそうだけど、少年の抱えている闇に少しずつ寄り添って、心を開いていってもらう。誰かがずっとあなたのことを見守っているよ。愛しているよというのが、大切なことなんだろう。
親としてではなく、自分という人生もあるけれど、頼ってくれる存在があって、SOSが自分に出されている。そうすると、助けたくなるし、助けるのが親の役目でもあるのかな。
文中にあった、親は子供がやったことよりなぜそんなことをしようとしたかを考えるという言葉が心に残った。
2018/4/4