zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」 比嘉康雄

古からの伝統がまだ残っている島のようだ。

沖縄に今度行くので、是非行ってみたい思い読んでみた。 

イザイホーと呼ばれる12年に一度女性が神になる儀式が最近まで行われていた島。

 

女性が神事を司る島。島近辺での漁業が生活の糧だったので、食べ物を確保する事に男女の差がなく、むしろ女性の方が有利に働いていたため、この形が残ったのだろうと言う見解。

農耕や、狩猟社会ではどうしても男性が強くなってしまう。

 

女性が中心なので、愛護という形の守護だった。そして、血族というものか残るのが3代なので、それが脈々と伝えられてきたらしい。

女性が家庭を守護する存在。ちょっと新しい発想だなと思ってしまったところが、私他力だなと実感した。私もそんな存在でありたい。

 

あと、火神と書いてヒルカンが大切にされている。食事を司るかまどを守る神様だ。家の中心がかまどだ。人が火を手に入れた事で人類が始まったと言われているし、火って大切な存在なんだと実感した。

 

神聖な島を訪れるのが楽しみだ。

 

 

2019/3/10-2019/3/30