石田衣良がオススメしていたので読んでみた。面白くて文庫本4巻分を一気に読んでしまった。
とにかく元気になれる。私はいったい精一杯なにを頑張ってなにをしているんだろうなって思った。
そして、自分にとって何が大切か。そういうことを考えて生きていかなきゃなーと思ったよ。
流されているだけだと、自信を持って生きられない。生活してると難しいけど、たまには立ち止まって考えないと。
琉球の第二尚氏の末期、日本の江戸末期のお話し。激動の時代に主人公である女性が宦官として科試を受けて役人になり、また、女性として王の子を産んで母になるという話し。
ひたむきに生きている主人公が読んでてすっきりした。ただただ、自分ができることを精一杯やる。そして、女だからと勉強してはいけないということも跳ね除けて自分のやりたい勉強をして役人になる。
精一杯頑張っている人って美しいし、応援したくなるものだよね。
石垣島出身の作者らしく、琉球に対しすごく誇りを持っていた。龍が眠っている首里城はすごく綺麗なんだろうなと思った。今度沖縄行った時は行ってみよう！
2019/1/5-2019/1/14
