zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「すべてがFになる」森博嗣

友達にこの人の本がおもしろいと言われてから10年くらい経って手に取った。気になってはいたけど、なんか手が出なかった。

 

面白くて一気に読んだ。登場人物の名前がとっつきにくくてなかなか入ってこなかったけど、それを通り越して面白さが勝った。

 

展開が想像を越していた。そして、数学的な思考というのかふーんって感じが面白い。

そしてトリックというのか数学的なタネが理解できなかった。全てがFになるという15進法はまあ多分そうなんだろうなと思うけど、理解しきれない。

 

バーチャルで生まれた時から育った人は実際に会う触れるということも求めない。握手するとかいう感触も機会が作り出してくれる。

コロナ禍で人になかなか会えない昨今でうつが増えてると聞くとそれにNOと言いたくなる。

ただ、

 

どこにいるのかは問題ではない。

会いたいか、会いたくないか、それが距離を決める。

 

これは心に染みる。

 

 

自然を見て美しいと思うこと自体が不自然なんだ。というのは、ちょっと納得いかない。作られた自然が溢れてるのはわかるけど、やはり自然が欲しい。

 

 

2021/5/2-5/5