zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「お金2.0」佐藤航陽

著者が私より若い方が一番衝撃的だった。

 

お金の価値が下がっていくから、価値という基準が変わっていっている。それに自分も付いて行こうという話しかなと思った。普段消費に使っているお金というのはお金全体の1割くらい。あとは実体経済とはかけ離れたところで動いてる。

今後は人気とか社会貢献とかお金と崇拝主義ではなく幅広く経済が回る仕組みを作ることが大切。お金のためというよりは、自分が本当に興味のあることをやるのが一番いい。評価の主体が法定通貨だけではなく、ビットコインなどのトークンなど選択肢も広がるよ。今まで、中央集権と集まっていたものが、今後は分散していくよという事が書かれていた。

インターネットの普及で今までよりも個人が影響力を持つようになった。たしかに過渡期に来ているんだろうな。

 

経済を考える上で必要なものは、下記だ。これを踏まえたようなものか流行るって。そして、いろんな経済が出来るから、その中から自分に合ったものを適宜選べばいい。

報酬

変化(脳は飽きやすい)

コミュニュケーション(承認)

ヒエラルキー(頑張れば部長みたいなステップアップの仕組み、他人との比較)

リアルタイム

 

あと、教訓みたいなものだけど、新しいものを理解するにはあっち側とこっち側と分けて考えないと誤解しやすい。サッカーと野球は同じボールを使っていてもぜんぜん違うしね。

あと、年齢!イギリスの作家のダグラスアダムスの言葉。

人間は、自分が生まれた時にすでに存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは自然に反するものと感じられる。

 

 

 

2019/6/18-6/22