また一気に読んだ。
親が鬱病病、病死、貧困、性的虐待、身体的虐待、いじめいろいろ詰まってる。
昔はお金がないから子供を身売りするとかあったけど、それ虐待だよなって思った。選択肢が増えた分自由になったのかな。
そんな中、未来に向かって前向きに生きているまた生きようとしている姿が暗い気持ちになったけど、先が気になる。正直、青春ものよりこういう方が湊かなえに求めている。
ディズニーランドが夢の国。確かにそうだな。小説の中だとドリームランドだけど、夢の押し売りみたいな言い方がちょっと新しかった。
でも夢の象徴みたいな存在があるのはよかった。そこに夢を見られる。
弱いと思ってる人も強いんだよ。そして、弱いという人は弱ってしまう理由を求めている。それが、家庭内の虐待とかの問題とか。意味がわからないものには理由を求めてしまう私たちの習性なのかな。
スーパーとしてハッピータウンが出てきてちょっとほっこりした。
読んでみて、同じような経済的状況の人は同じようなところに住むんだなと思った。
そして、もしこれから先私が、シングルになったとして子供が新しいパートナーに性的虐待とかやな思いをしたとしたら、ノーの言える力は持っていたい。
2021/1/6-1/7