zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「好色一代男」井原西鶴 島田雅彦訳

好色一代男井原西鶴で、江戸時代の浮世草子で庶民の読み物という知識は教科書であった。

でも実際どんな話しかは知らなくて、源氏物語のパロディだってはじめて知った。源氏物語

54帖からなってるから54章って、面白い。

ちょっと気になって読んでみると、主人公の7歳から60歳までの女好き、男色の話し。

なんか、ここまでいろんな人とって思うとすごいわ。

俳諧師が書いただけあって、一章も長くなくてテンポよく進む。

江戸時代って性に奔放だってイメージあるけど、その通り。

モテて、お金もあって、遊び歩くってそれでこんなに物語描けるんだって感じ。特に前後の章で繋がりもないし。

今読んでもあんまり嫌な感じしないし、訳がうまいのかな。人種差別的なのないし。

 

当時はこんなの読んでなかなか粋だなーとか笑って過ごしてたのかな。

11/7-11/15