zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「ルノワールへの招待」朝日新聞出版

ルノワールの絵ってはっきりしなくてあんまり好きじゃなかったけど、穏やかで優しい感じが好きになった。趣味って変わるんだね。

 

印象派の始めとして、モネと仲が良かったらしい。日本史的にいうと、明治(1868年)から第一次世界大戦(1914年)くらいの間に活躍した画家。今までいつの人ってあんまり意識したことが無いけど、結構長く活躍したんだね。

 

もともと、歴史画(宗教とか)→肖像画(貴族、国王)→風俗画(市民の肖像画、室内画)→静物画→風景画って順位で低俗な絵とされてた絵を描いたのが、時代を表してた。種をまく人のミレーとかは少し前。

 

色が混ざると白くなるけど、絵の具は混ぜると黒くなるから、直接塗っちゃえみたいなのすごい発想。輪郭をぼやかしたりするのが技法らしいけど、晩年になるとちゃんと描いたり、昔の絵を参考に構図決めたりと過去に学んでた。

 

ルノワールの絵を見てるとほっとする。自分の知っている人をモデルに描いてるというのも好き。

ルノワール見にいきたいな。

 

 

2019/11/15-2019/12/2