zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

◎「自由もお金も手に入れる!勝間式超スローライフ」勝間和代

合理的だわ。ここまでできないけど、常に情報をアップデートして試行錯誤する姿はカッコいい。

 

 

思考停止の教えて君じゃなにも獲得できない。日々ブラッシュアップ。思考のサボり癖に注意!!考えるって不安になる。だから予定を入れたり手を動かしたりして、その時間を減らそうとする。でも、考えないと成長しない。1日2時間は自分一人でゆっくりする時間を取ろう。

 

 

読んでて、通勤が面倒だなと思う。移動時間って仕事した気にもなるし、疲れる。でも移動ってそもそも必要だから生産性低いとは思ってなかったから目から鱗

 

 

私は成果報酬型の仕事の方が向いている。プラスアルファでなにか人のためにしようとは思わないし、日本型の時間が決まってる中で、持て余した時間をうまく取り繕えない。自分のためにならもっとうまくやろうってインセンティブが働くし。身近な人に言われたけど、交渉力もあるからいいと思う。あとは、自己肯定力を高くして、高値で売り込む。

 

昼間の活動的な時間帯に6時間とか取っておけば、仕事して、家事して、運動してって結構できる。それが、あいだに移動とかして2,3時間と細切れだと、けっこうできない。これは育休中思った。時間あるはずなのにない!みたいな。

物を買うのも消費か投資かを意識する。

 

塩分0.6%が美味しく感じる。醤油なら3.5%。

アイスなら卵黄1個に乳脂肪47%の生クリーム100mlに牛乳80mlと砂糖20gで3人前。

WHOが勧めてる砂糖は1日25gまで。

 

158cmで50.7kgで、BMI20.3。体脂肪率17%インボディで計ってるらしい。すごいな。

 

2021/6/6-6/12

「さよならドビュッシー」中山七里

音楽を聴きたくなる。ほんと私は影響されやすいな。

面白い。そして、人生教訓的なのがところどころに入ってて痛いところを疲れる。

 

でてくる登場人物に個性があって面白い。私は新庄先生が好きだな。最後まで読めばたしかに伏線があったーって思うけど、読んでて全然気が付かなかった。うー、予想外の展開とはわかってたのに悔しい。

 

傍観者になるかどうか。それを決めるのはその時自分がどう動くか。そして、傍観者になると決めた時から裁かれない罪を負う。

 

全ては結局自分との戦い。逃げることを覚えたら次からもっと戦うのが怖くなる。

逃げるのはクセになる。思い当たることだらけでずしんとくる。

 

リスト超絶技巧練習曲。岬先生がコンクールで引いた曲。リストが恩師チェルニーに献呈した12の練習曲。

熊蜂の飛行。リムスキー・コルサコフ作曲。蜂の飛ぶ様をそのまま旋律にしたような浮揚感と疾走感を持った曲

ドビュッシー。月の光。アラベスク1番。音楽から情景が生まれるよう。

ベートーヴェン。30歳になる前から難聴に苦しめられた。ハイリゲンシュタットで遺書をかいた翌年「英雄」を作った。「皇帝」は遺書から7年後。暮らしていたウィーンがナポレオン率いるフランスに占領されたときつくった。

ショパン。「革命」パリに向かう途中に故郷ワルシャワがロシア軍によって陥落したことを知るり蹂躙される故郷と残してきた家族。その時の失望と怒りをあわらした曲。

 

 

 

2021/5/31-6/4

「暗幕のゲルニカ」原田マハ

ピカソの絵にまつわるところ、見た感想だったり、ピカソの見せ方だったりアートに触れるところに何回か旋律を覚えた。

ピカソの絵は抽象的でわからないと思っていたけど、スペインがうんだ偉大な芸術家。書くと単純だけどもっと奥深い。第二次世界大戦前のスペインのパビリオンに飾るために故郷ゲルニカナチスの支援を受けた空爆反戦のために描いた絵。

そんな近い時代を生きてたんだね。そしてその時代にスペインが軍事政権に呑み込まれていく中描いた絵。

 

キュピズムって何を描いてあるかわからないって思ってたけど、そのものの印象を捉えて大切なことは描いている。ぱぱっと描いた一筆画みたいな流れる線にも躍動感を感じる。ピカソの絵を見たい。

 

パルドイグナシオみたいなアートを庇護する大金持ちって本当にいるんだろうな。

不可能を可能に変える行動力と交渉力と熱意、そして財力を若干20歳のこの青年は持ち合わせていたのだ。

 

優秀なリーダーってこうなんだろうな。

こうと決めたら、全部、さっと進めてしまう。

 

 

ピカソの鳩が好きになりそう。

 

2021/5/17-5/30

「源氏物語」角田光代訳

1000年位にこの物語を描いた紫式部がすごいとらただ感動する。

1つ1つが短編になって続いてる。飽きたなと思ってもあと少しと読める。

引用の詩や作ってる詩などさすがですな。

 

光源氏の生き様。通い婚だから、今と貞操概念が違うけど、ひどいな。有明の月っていっぱい出てきた。通って帰るんだろうな。

 

そして、自分悪く無いと思う心がすごい。

 

八百よろづ神もあわれと思ふらむ犯せる罪のそれとなければ

(八百万の神々も私をあわれんでくださるだろう、なんの罪も犯していないのだから)

帝の奥さんに手を出して、様に流されてる時に読んだ詩。見習いたい。

 

桐壺 きりつぼ

箒木 ははきぎ

空蝉 うつせみ

夕顔 ゆうがお

若紫 わかむらさき

末摘花 すえつむはな

紅葉賀 もみじのが

花宴 はなのえん

葵 あおい

賢木 さかき

花散里 はなちるさと

須磨 すま

明石 あかし

澪標 みおつくし

蓬生 よもぎ

関屋 せきや

絵合 えあわせ

松風 まつかぜ

薄雲 うすぐも

朝顔 あさがお

少女 おとめ

 

 

上巻 2021/1/17-2/15

 

2ヶ月かかったけど読み切ったってことは、面白いということだ。

輝きすぎてた光源氏も普通の人みたいに嫌がられるところもあった。

 

時間勘違いしてた。子が0時を挟んで2時間だから、23時から1時。牛が2時を挟んで2時間だから、1時から3時。挟んでじゃなくて、子が、0時から2時だと思ってた。恥ずかしい。

昔の人は卯の刻に出発してた。午前5時から7時って早い。しかも夜も23時くらいの時もあった。お昼寝してたのかな?

 

今はとて宿かれぬとも馴れ来つる

 真木の柱はわれを忘るな

(今を限りにこの家を離れても、慣れ親しんできた真木の柱は私を忘れないでね)

父親が母親の他に妻を持とうとして、母親を追い出そうとするのでついて行くから家を飛び出すことになった子供が読んだ歌。深いな。

 

まてと言ふに散らでしとまるものならば

 何を桜に思ひまさまし

(古今集/待てと言って散らずにいてくれるのなら、これ以上何を桜に望もう)なんでも持ってる人は長生きしない。みたいな、桜は楽しみ尽くした輝く人。でもそれはずっとは続かないということか。

 

契りおかむこの世ならでも蓮葉(はすちば)に

 玉ゐる露の心へだつな

(約束しておこう。この世ばかりではなくあの世でも同じ蓮の上に生まれ変わろう。蓮の葉の玉のような露ほども、つゆほども心を隔たないで欲しい)

こう思うような関係に夫となりたい

 

玉鬘 たまかずら

初音 はつね

胡蝶 こちょう

蛍 ほたる

常夏 とこなつ

篝火 かがりび

野分 のわき

行幸 みゆき

藤袴 ふじばかま

真木柱 まきばしら

梅枝 うめがえ

藤裏葉 ふじのうらば

若菜 上 わかな

若菜 下 わかな

柏木 かしわぎ

横笛 よこぶえ

鈴虫 すずむし

夕霧 ゆうぎり

御法 みのり

幻 まぼろし

 

中巻2021/2/26-4/18

 

読み終わった。勘違いというか、よく言えば不器用な感じで思いがお互い伝わらない感じがもどかしい話だ。

すれ違いが続きすぎて、病むそして亡くなってしまうみたいな展開は女性軽視だと感じたけど、その前の柏木でもあったから、男女関係ないんだね。そう感じちゃうあたり私が男女を意識してるんだね。ハッピーエンドではなく不思議なところで終わる話だ。

主人公である光源氏の死は一行で終わってエピローグみたいなので600ページってすごいわ。竹河の段の昔は機転のきく聡い人だと言われていた人も母になって娘たちの幸福を願ってどこに嫁がせるかとあれこれ考え人の意見に流されて身内の意見は聞かず親の心の闇に迷う感じは私の今後に通じるものがある。

慣れてきたからか下巻が読みやすかった。なにをやっても良い方向にしか転ばない光源氏と普通な感じののその子供や孫が対比なのかなとおもう感じ。

 

気になった詩を書いていたけど、最初に書いたこれが一番好き。

 

八百よろづ神もあわれと思ふらむ犯せる罪のそれとなければ

 

自己肯定力強くこの精神を見習おう。

 

桜色に衣(ころも)は深く染めて着む花の散りなむのちの形見に

(古今集)衣は桜色に深く染めて着よう、花が散ってしまったあとの思い出となるように)

 

匂宮 におうみや

紅梅 こうばい

竹河 たけかわ

橋姫 はしひめ

椎本 しいがもと

総角 あげまき

早蕨 さわらび

宿木 やどりぎ

東屋 あずまや

浮舟 うきふね

蜻蛉 かげろう

手習 てならい

夢浮橋 ゆめのうきはし

 

 

下巻2021/5/2-5/29

「護られなかった者たちへ」中山七里

せつない。うるっときたし、鳥肌がたった。そして、最後にえっ!そこかとびっくりした。

 

人の生活ってなんだろうって考えてしまう。これが、実話に基づく話しなのかと、きっと氷山の一角だけどこういうこともあるよねと考えてしまう。

 

まもるという言葉を使う時、私は守ると使う。護るは憲法とか法律に則って使うからと固い印象があったけど、この話には護るが適切だ。

 

護られた者たちとそうでなかった者の境界線はどこにあるのだろう。

 

生活保護を受けられる人と受けられない人。ギリギリの生活の人と掠め取ろうとしてる人。津波にのまれたひととそうでない人。いろんな人がいる。

 

護る、護られないって受動的な言葉のような気がするけど、人だけじゃなくていろんなことに護られて生活してる。

 

社会保障費が平成18年で約90兆円。年金が半分超の47.3兆円、ついで医療費が3割の28兆円、介護が6兆円、残りの7兆円が福祉その他。

この中の一部が生活保護費なんだよね。最後のセーフティネットだと思うから必要な人に使えるようなして欲しい。自分もお世話になるかもしれないし。削るなら医療費とか大きいところを見てほしい。

 

一度でもネットの海に放り込まれた者は半永久的に写真が残る。有名な人だもそうでない人でも。全国指名手配となにがちがうのか。こういう発想はなかったけど、その通りだね。

 

2021/5/10-5/14

「居酒屋ぼったくり2」秋川滝美

なんか読んじゃった。

 

トマトとナスのグラタン

茄子を炒めて、トマトとベーコン入れて塩胡椒。チーズをかけて出来上がりはやろうかな。

 

あと、冷凍プチトマトと餃子をホットプレートで焼くやつ。

 

なんだろ、要さんが気になるから読んでるけど、なんか鼻につかんだよね。

お客さんがお店の原価なんて気にして料理注文するのかな。

うーん、それこそ気を遣わせる気がするしちゃんと全部にそこそこ利益のせればと思ってまう。

相入れないんだろうな。

 

 

2021/5/6-5/7

「すべてがFになる」森博嗣

友達にこの人の本がおもしろいと言われてから10年くらい経って手に取った。気になってはいたけど、なんか手が出なかった。

 

面白くて一気に読んだ。登場人物の名前がとっつきにくくてなかなか入ってこなかったけど、それを通り越して面白さが勝った。

 

展開が想像を越していた。そして、数学的な思考というのかふーんって感じが面白い。

そしてトリックというのか数学的なタネが理解できなかった。全てがFになるという15進法はまあ多分そうなんだろうなと思うけど、理解しきれない。

 

バーチャルで生まれた時から育った人は実際に会う触れるということも求めない。握手するとかいう感触も機会が作り出してくれる。

コロナ禍で人になかなか会えない昨今でうつが増えてると聞くとそれにNOと言いたくなる。

ただ、

 

どこにいるのかは問題ではない。

会いたいか、会いたくないか、それが距離を決める。

 

これは心に染みる。

 

 

自然を見て美しいと思うこと自体が不自然なんだ。というのは、ちょっと納得いかない。作られた自然が溢れてるのはわかるけど、やはり自然が欲しい。

 

 

2021/5/2-5/5