で?
と言いたくなる本だった。小説とか話しとかに無意識のうちにオチを求めてしまっていたんだなと感じた。
日常生活に劇的なことなんてそうそう起きないし、必ずしもオチがあるわけでは無いのにね。
そもそも私自身オチがある話が苦手だ。
宗教に凝ってるから家庭が崩壊するわけでもないし、学校の先生の嫌な態度だってあり得るなってくらいだし、友達だってそりゃできるよねって思う。
そこらへんにありそうで潜んでそう。
好きか嫌いかと聞かれたらあまり好きでは無い。すごく読みやすい内容で1,2時間もあれば読み終わるから良かったけど、途中飽きてしまって進まなかった。
賛否が分かれる小説だけど、問題提起されたというか、認識させられたし、興味深い小説だ。
2020/6/21-6/22