zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「春色梅児誉美」為永春水著 島本理生訳

しゅんしょくうめごよみ

と読む。

 

良い人なのか疑問。クズ男だなと思ってたのが実は良家の隠し子で、クズ男に貢いでいた人も幸せになるとか言うなんか納得いかない話だった。

でも、現代語訳で読みやすかったし、後書きに書いてあった通り、吉原はもっと暗かっただろうに明るく書かれているのは好感が持てるのかな。

知らない題名だったけど、やはり展開早いし、江戸時代に受けたと言うのは納得できるな。

 

町人の恋愛を描いた人情本の代表者らしい。

 

イケメンで、深く考えない自分勝手みたいなのがいつの時代も持てるんだね。

 

口舌従来是禍基

こうぜつじゅうらい、これ、わざわいのもと

2020/11/24-12/2