zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

『雨月物語』上田秋成著 円城塔訳

展開が想像できる。

江戸時代から日本人が想像する話とかしっかりする話って同じなのかな。昔話とかことわざの素になってるはずだし。

 

そんなに長く無い話が何個かあって、こういう短くて読みやすいのが受けたんだろうな。

ただ、中国や日本の古典が素になってて、知らないとわからないという、昔の人の教養の高さを知る感じだった。

 

富貴ふうき

この話しが一番心に残った。富があって名誉もある。

富こそが国の礎。軽んじる必要はない。

お金の話をするのが、なんか卑しいっていう印象があるけど、そんなことはない。清貧が尊いってそんなことはない。

金持ちは天の時を知り、地の利を得ることで富を手に入れてきた。

富を重んじよ。

 

気になった孟子の言葉

人の苦しみを見過ごせないのが人の心というもの。

 

孟子に少し興味が出てきた。

 

 

 

2020/11/16-23