zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」山口周

直感、アート、美意識にもっと焦点を当てよう。

 

理論、論理に現在偏っていて正解のコモディティ化が進んでいる。説明ができる、アカウンタビリティがあるというとこは誰でも同じ答えになる。そうすると、皆んながおんなじことをしてレッドオーシャンで戦うことになり、疲弊してしまう。

現場の意見や、論理的に考えてっえいうアカウンタビリティが圧倒的に低いけど、アートも重視しよ。なんとなくいいと思ったからっていう感覚を大切に。

アカウンタビリティって責任放棄みたいな一面があるなって社会人してて思うし。

 

ストーリー、これかっこいいねって言うのを提供できるように会社が変わっていく必要がある。

 

頭のいいエリートほど、既存のシステムから便益を受けて、システムを変更するインセンティブがない。だから、美意識を鍛えてシステムを変える自助作用がいるってわかるけど、難しいよ。自分の便益を最大化したいって言うのが欲だし。ただ極端だけど、粉飾とか戦争になっちゃうって言うのも納得できるからどこかでセーブが必要。そのセーブが美意識になる。

 

一見してイイものはイイ、ダメなものはダメ。

それが自分の直感でわかるように美意識を鍛えるための方法として、マインドフルネスがある。

これは、過去や未来に意識を奪われることなく、今のあるがままの状態、例えば自分の体にどんな反応があるか、どんな感情が浮かび上がったかに注意を払う。

これによって、島皮質(体で起きた感覚をキャッチして適切な部位にリレーする)と前頭前野(美を感じる)が鍛えられる。

あと、絵画鑑賞、音楽鑑賞、文学、哲学。

見る力を鍛えるためにVTSがある。

1.この絵に何が書かれているか

2.絵の中で何が起きていて、これから何が起こるか

3.絵を見てどう思ったか、どんな感情がうかんだか。

 

あと補足だけど、選択と集中が大切って言うけど、捨てるってことが大切。なかなかできない。一見良さそうでもやらない。

 

2020/1/27-2/7