zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「なぜ美人ばかりが得をするのか」ナンシーエコトフ

美しい人の方が幸せになれる。

美や見た目にお金をかけることはその分、法的にも、社会的にも見返りがあるから合理的。特に女性はその効用が大きいらしいので、ちゃんと手間やお金や時間をかけようと決めました。

 

美人って子供にもわかるもので、見て一瞬で判断できるものだけど、言葉に出来るものではなさそうだ。数値で表そうとした人も居たけど、なかなか当てはまらないらしい。

平均的な顔で何かどこかが特質的になっているが美人。目とか口とか。そして、人種は関係ない。

 

女性的に美しすぎる顔だと、幼い、頼りない印象で仕事等では不利になる。同性の反感もかいやすいしね。ただ、男性は角ばっていたら面長だったりとリーダーになるのは彫りの深い顔。細かったり、丸かったりする人はならない。

 

また、サイズも大切で背の低い男性は劣等感を持っている。幼少期等に困難な思いをしているから、ポンドは絶対に小男を信用しなかったらしい。

 

社会的に美人は得するとはなかなか言い出せなかったから面白い本だった。

 

 

美は見るものの目に宿る。美は善だ。

 

 

プラトンの言葉が良かった。

いかなる人間にも、三つの望みがある。健康であること、正直な手段で金持ちになること、そして美しくあること。

 

2019/9/9-9/23