この著者の本がたくさんあるのは知っていたが、読んだのは初めてだ。そもそも時代小説ってあんまり読まない。
調べてみたらちょうどこの本で居眠り磐音の映画をしているらしい。しかも、この著者初の映画。いっぱいシリーズものあるし、映画化されていると思ってた。
武術にも頭脳にも優れた逸材がちょっといざこざがあり、浪人になった。その後、用心棒みたいなことをしながら悪と戦っていく。いい人と悪い人がはっきりしていて、ちょっと困難な場面もあるが、乗り超えて最後は正義が勝つみたいなストーリーは水戸黄門みたいだ。
読んでいて安心するし、何話でも族話が書けそう。
ただ、本だと思うのは、斬られて怪我したり、死んだらする描写が生々しいところかな。
父も祖母もこの著者の作品が好きらしい。展開もわかっているし、安心した読めるという点でファンが多いのも納得。
2019/6/7-6/8