zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「刺激的で、とびっきり面白い時間の話」アレグザンダーウォー

この本はなかなか時間がかかってしまった。そして、理解ができたかというと心許ない。自分の知らなかった分野の事が書いてあり、面白い発見だった。

 

最初はこの世はどのように始まったのかという題名から始まっている。神が時を作った時だと、宗教論やアインシュタインガリレオの話しなど多方面から書いている。

 

シュメール人というのを知っているだろうか。文明開化の基礎を作ってくれた人だ。60進法を用いていた。12×5これが両手で表せる最大の数という事が由来らしい。片方の掌の人差し指から小指までの指の節は3×4で12。もう一つの手で1〜5を表す。ダースという数え方に違和感を覚えていたが、なるほどと納得した。

 

あと、月の話。7月はもともとジュリアスシーザーに由来するらしい。そして、8月はアウグスティヌス。8月はもともと30日だったが、アウグストゥスがジュリアスシーザーより劣ると思われると困るので2月から1日持ってきて31日になった。その後に自分の名前を月につけようとした人は居たけど、定着しなかったんだって。面白い!ちなみに9月はもともと7って意味。この二人が割って入ってきた感じだね。

 

あと、ちょっと興味深かったのはアルフレッドアドラーは私たちの全行為の動機は恐怖だと繰り返し述べていたという引用かな。納得してしまった。

 

少し時間がかり、全部理解しきれてないからまた少し経ったら読みたいな。

 

 

 

 

2018/11/16-2018/12/12