zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「この世で一番おもしろいミクロ経済学」ヨラムバウマン

面白かった。よくこんな風にわかりやすく描けるなと思った。しかも一言で表すのって難しいけど、うまい。流石コメディアン。

コースの定理は、取引を邪魔するものが無ければ、取引はとめられない。

 

最適化する個人の集団である経済学についての説明。最初は個人で、複数に、そして最後に集団になると言う話し。

 

日常生活でもディシジョンツリー使ってるし、その中で全部に共通する選択肢が、サンクコスト。やってもやらなくてももう回収できないコストだもんね。

最適化する個人が最善の選択(支配戦略)を取ると、全体としてはマイナスになる囚人のジレンマ共有地の悲劇

パレート最適って需要曲線と供給曲線の交差点だと思っていたけど、それをやった時に少なくとも一人の状態が改善して、他の誰も損をしない状態を言うんだね。改善の余地があるとパレート非効率。

ちなみに、ママがおねいちゃんにケーキを全部あげて、弟に全くあげなくても、パレート最適。公平性は考えてないんだって。

限界分析の考え方がまだよく分からなかったから、プラスアルファで勉強しなきゃな。

比較優位の話って会社であるあるだな。Aさんは優秀だから、なにをやっても完璧だけど、〇〇をやるのは勿体無いから、これは他の人に任せて、●●をやろうみたいな、組織論か。

 

子供にこうやって説明してあげようって言うのが、想像できた。

もう少し大きくなったら再読しよう。

 

2018/10/29-2018/11/2