zo-santotea’s diary

読書日記。1週間に3回アウトプット。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」三戸政和

おもしろい本だった。

何より自分にはこんな発想が無かったので目から鱗だ。

 

会社人生に50歳くらいで先が見えた時に見切りをつけて、新しいステージに行くのもありだよっていう話しだった。

新たに会社を作る起業は精神力がいる。しかし、今軌道に乗っている会社を継承して次につなげるには、今まで会社で培ってきた技術や手腕が活かせる。

それによって、老後の資金も給料としてもらい、夫婦で経営すれば、相方に給料を払い会社の費用を節約できる。最後に誰かに売れば退職金になる。

もちろんこんないいことばかりでは無くリスクもある。どの会社を買うのかということをきちんと選ばないといけない。しかし、中小企業の後継者不足が叫ばれている昨今、一つの選択肢として、考えるだけの価値がある仕事だった。

 

今の会社でどう過ごすかではなく、自分の人生をどう過ごすか。大きな物差しで日々過ごす必要があると実感した。

 

あ、定年退職したらコーヒー屋など飲食店をやろうって言うのはやめた方がいい。参入障壁も低いし、家賃だってバカにならない。

 

2018/9